妊娠初期のマイナートラブルと解決法（つわり・便秘・倦怠感、眠気）

2024.02.26

今回は妊娠初期（妊娠2～4カ月頃）のマイナートラブルのつわり・便秘・倦怠感・眠気の対処法を挙げていこうと思います。

 

つわり

 

対処法

食べ物について

強い吐き気がある場合には、 食物繊維や脂肪が少ない消化しやすい食べ物 がおすすめです。

にんじん や じゃがいも 、 かぼちゃ 、 ほうれん草 などの野菜の他、あっさりとした 白身魚 や ささみ も食べやすいでしょう。 エネルギー源となる 食パン や お粥 、 うどん なども消化しやすい食べ物です。

吐いてもかまわないので、食べたいもの・食べれるものを食べることも大事です。

つわりの時期は、低血糖や脱水を防ぐことが何より大事なこととなります。

つわりの症状には個人差があるので、妊婦さんが自分に合ったつわり軽減方法を見つけることが効果的です。食べ物・飲み物に関しても、症状が少しでもマシになりそうなものをいくつか試して、選ぶときは「これを食べたら・飲んだらラクかも！」という感覚が大切だと思います。「見つかったらラッキー」くらいの気持ちで深く考え込まないことも大事だと思います。　

 

気分転換をする

気分が悪いからと家に閉じこもりがちになると、気持ちも落ち込んでしまいます。体が動くのであれば、ウインドウショッピングに行ったり、友達とおしゃべりしたりするなどして、気分転換してみるのも良いでしょう。何かに夢中になっている間は、吐き気を忘れられるかもしれません。

 

家事について

通院して頂いている患者様たちから聞いた感じでは料理に関してが特に辛かったというお声を多く聞きます。

出来る範囲で料理は行い、総菜や1品もの（どんぶり料理、うどん）などで手を抜くことが大事だと思います。

また今まで通りにつわりがひどかったりすると家事をこなすのが難しく感じた場合は、自分の実家にご飯を作ってもらうや積極的に家族も家事に参加してもらいましょう。

ゴミ捨てやお風呂掃除、食器洗い、洗濯物干しなどは、家事に不慣れな旦那さんでもすぐにできるはずです。

 

便秘

便秘に関してもつわりが関係してきます。

つわりよって食事の量が減ってしまったり、ひどい場合には水分も摂取しづらくなったりすることもあります。 食事の量が減ると、便の量自体が減ってしまうため、便意を感じにくくなり、便秘に進行してしまう場合があります。

 

対処法

つわりのところでも書きましたが

吐いてもかまわないので、食べたいもの・食べれるものを食べることが大事です。

つわりの時期は、低血糖や脱水を防ぐことが何より大事なこととなります。

またこまめに水分補給をすることでも変化が出やすくなったりもしますので常に目に付くところに飲み物を置くという事もおススメです。

 

運動不足

運動不足だと腸への刺激が少なくなり、便秘がちになることがあります。

妊娠してからは運動することが難しくなったり、周囲の方が力仕事などをサポートしてくれたりと運動量が妊娠前よりも少なくなります。軽いストレッチなどでもいいので筋肉に刺激を与えることがいいでしょう。

 

倦怠感・眠気

妊娠するとホルモンバランスが急激に変化する影響で、疲れや倦怠感、眠気などが強くなる傾向があります。とくに妊娠初期は、まだ体が変化に慣れていません。血圧や精神面が不安定になりやすいことも、疲れを引き起こす原因になります。

 

対処法

鉄分を補給する

厚生労働省の食事摂取基準（2020年）によると、1日あたりの鉄分摂取推奨量は妊娠初期で9.0mg、妊娠中期・後期で16.0mgです。妊娠中期・後期はより多くの鉄分を必要としますから、食べ物や鉄分配合のサプリメントを上手に活用することをおススメします。

鉄分が多く含まれている食べ物を挙げると

牛もも肉、まいわし、かつお、まぐろ、納豆、切り干し大根、小松菜

などがありますのでご飯の中に入れるなどしてみるといいかもしれません。

 

眠いときは我慢せずに寝るのが一番

眠気を感じたら、一番よいことは横になって休むことです。眠気を我慢せずに5分～10分でも横になったり、眠れるときはすっきり目覚めるまで眠ってしまいましょう。逆に、眠気を辛抱して無理をすることは体にとってストレスになり、子宮への血流を悪くしてしまう原因になることがあります。眠いときは車の運転や自転車に乗ることなど、危険なことは避けましょう。

 

まとめ

いかがでしたか？今回書かせて頂いたものはほんの一部ではあります。

書いてあることも上のお子さんがいるからできないなど家庭の環境もさまざまだと思いいます。

しかしながら妊娠中のご自身の状態をしっかりと把握して、適切な対処法を行うことで

症状（カラダの問題）は軽減します。

自分ひとりでどうにかしようと考えずに誰か身近の人に相談などするなど心にも余裕がうまれ良い方向に向かわせることもできると思います。

 

当院では来院された妊婦さんの個別の状況をお伺いしてひとりひとりの妊婦さんに合わせた施術（マタニティ整体）を行なっています。

もし上のお子さんがいるから施術に行きたくてもいけないなど思っている方がいらっしゃったら是非一緒に連れてきてください。うちだ整骨院ではキッズスペースやオムツ台など様々なお子さんが来られても対応できる環境が整えています。妊娠中の肩こり・腰痛・骨盤まわりの不調でお悩みの方はどうぞうちだ整骨院にご相談ください。

 

 

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